米麹で作る甘酒は、白米や玄米などの穀物を入れて作る甘酒と麹と水だけで作る甘酒があります。
米麹と水だけで作る甘酒は、穀物を入れて作る甘酒に比べて作り方も味もシンプル。
好みが分かれるところですが、甘さ控えめでさっぱりした甘酒にしたいときや、お砂糖の代わりに調味料としても使いたいとき、スムージーなどに入れたいときはこちらがおすすめです。
今日は炊飯器や魔法瓶で作る「米麹と水だけの甘酒レシピ」をメモします♪
米麹と水だけで作る甘酒レシピ!
米麹と水だけで作る甘酒は、穀物を入れる甘酒に比べるとこんな特徴があります。
味 :米麹と水のみのほうがすっきりしていて味が濃い
質感:とろみがなくサラサラ
色 :黄色みが強い
では材料から。
炊飯器で作る甘酒レシピ
材料
- 生の米麹 300g
- 60℃のお湯 300cc
炊飯器で作る甘酒レシピ
- 米麹を手でよくほぐします。
- 炊飯釜に1の米麹と60℃くらいのお湯を入れてよくかき混ぜます。
- 炊飯器を保温モードにし、ふたは開けたまま布巾をかぶせます。
- 55~60℃くらいを保ったまま4~5時間置いておきます。炊飯器によって保温の温度に差があります。初めて作る方は途中で温度を計り、布巾を厚くする、炊飯器のふたを少し閉めるなどして調整してください。我が家の炊飯器はPanasonicで、布巾1枚がちょうどいい感じです。
※途中で2~3回混ぜてください。空気に触れることで発酵が促されます。
- 出来上がり!
もち米などを入れて作る甘酒に比べると、かなり茶色いです。
魔法瓶や保温ジャーで作る甘酒レシピ
魔法瓶で作る甘酒レシピ
- 米麹をよくほぐしておきます。
- 魔法瓶にお湯を入れて温めておきます。
- 鍋にお湯と米麹を入れ、65℃くらいまで加熱します。
- 魔法瓶のお湯を捨て、3の米麹を入れます。
- 7~8時間放置します。※途中で温度を確かめて、ぬるければ再度鍋で温めなおしてください。
滑らかな甘酒にするには
ツブツブ感がない甘酒が飲みたい、砂糖代わりに調味料として使いたいときはブレンダーやミキサーなどですりつぶしてください。
なめらかな甘酒ができます。
できた甘酒は容器に入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存します。
甘酒にして飲むときは
お好みの量を湯のみに入れて、お湯や牛乳、豆乳などで薄めて飲んでください。
少し濃いめが美味しいです。
甘酒を保存するには
甘酒はそのまま置いておくと、発酵が進んで酸っぱくなってきます。
冷蔵庫で4~5日持ちますが、それ以上保存したいときは火入れをして発酵を止めておいてください。
火入れは、甘酒を鍋に移してひと煮立ちさせるだけ。
火入れをした甘酒は甘みが増し、冷蔵庫で約1か月保存できるようになります。
それ以上保存したいときは冷凍してください。
米麹と水だけで作る甘酒まとめ
米麹と水だけで作る甘酒の作り方をご紹介しました。
白米やもち米などの穀物を加えて作る甘酒に比べると、すっきりした味わいで色も少し茶色いです。
お粥が入っていない分、とろみが少なくてさらさらした感じに仕上がります。
出来上がった甘酒のもとは、お砂糖としてクッキーなどのお菓子やヨーグルト、スムージー、魚の煮つけや照り焼き、煮物など、何にでも使えます。
ぜひお試しください。