黒米は薬米という別名があるほど滋養のある古代米。
抗酸化作用があり、眼精疲労の改善や造血作用、美肌や美髪などのアンチエイジングにもおすすめです。
今日は白米に混ぜる黒米ご飯の炊き方をメモします。
炊飯器だけでなく土鍋や鍋でも簡単に炊けるので、貧血気味の人や毎日のデスクワークで目が疲れる人、便秘の人もぜひぜひ。
黒米と白米の炊き方
黒米と白米を混ぜるときに気をつけるポイントは硬さに差があること。
白米は精米しているのですぐに炊いても柔らかくなりますが、黒米は玄米なので硬くて消化もよくありません。
なるべく黒米だけ先に別容器でひと晩水に浸けておき、炊くときに白米と合わせて炊くのがおすすめです。
先に浸けるというと面倒な気がしますが、お米を洗うときに翌日の黒米を浸けるだけなので、慣れればそれほど手間にはなりません。
私はいつも小さなプリン型の容器に入れて冷蔵庫に入れて、ずらして使っています。
冷蔵庫なら翌日使わなくても、そのまま2~3日放置して大丈夫です。
黒米×白米を炊飯器で炊く
材料
- 白米 1合
- 黒米 大さじ1
- 水 1合分の水
炊飯器で黒米と白米を炊く
- 前日黒米は前日にさっとすすぎ、水に浸けておきます。
- 白米を洗います。
- 黒米と浸け水を入れ、1合のラインまで水を追加します。
- 色むらができないようにサッと混ぜ、炊飯器の白米コースで炊きます。
炊き上がり!
白米1合に対して大さじ1の黒米を混ぜると、これくらいの色になります。
ちょうどお赤飯くらいの色です。
黒米の量はお好みで調節してくださいね。
黒米を少し混ぜただけなのに、白米ももち米にした?と思うくらい甘みのあるもちもちご飯になります。
においや味にクセがないので、雑穀が苦手な人も大丈夫です。
黒米×白米を土鍋で炊く
ご飯1合くらいなら土鍋や鍋もおすすめ。
炊飯器よりも早く炊き上がります。
材料
- 白米 1合
- 黒米 大さじ1
- 水 220ml
土鍋で黒米と白米を炊く
- 黒米はさっと洗ってひと晩水に浸け、ざるに上げます。浸けていた水もポリフェノールが溶け出しているので使います。
- 白米を洗って水を切り、土鍋に入れます。
- 黒米を加えます。
- 黒米の浸け水に水を加え、220mlにします。ご飯釜で水のラインがついている場合はラインまで水を入れてください。
- 土鍋に4の水を加えます。
- さっと混ぜたら30分ほど浸水させます。
- 中火にかけ、沸騰したら弱火で10~15分ほど炊きます。
我が家のIHは「弱1234強」の6段階。「2」で15分タイマーをセットして火を止めると、ちょうどいい感じです。
- ぶくぶくと上がっていた蒸気がなくなり、鍋の水気がなくなったら火を止めて10分蒸らします。
10分経ちました!
土鍋や鍋でも、もっちりときれいに炊けます。
黒米×白米ご飯を炊く時間は、弱火にして15分前後が目安です。
あまり強火で短時間で炊くと硬くなってしまうので、10分以上はかかる火加減で炊いてください。
今日は黒米×チキンカレー!
カレーとの相性もよく、なかなか美味しいですよ。
黒米×白米の炊き方まとめ
黒米×白米ご飯は炊飯器でも土鍋でも簡単に炊くことができます。
美味しく炊くコツは黒米の浸水時間と蒸らし時間をしっかりとること。
そして浸けておいた水もポリフェノールが溶け出しているので、捨てずに一緒に炊くことです。
黒米を炊くときの水加減は、黒米大さじ1杯に対して水大さじ2杯が標準ですが、ひと晩水に浸けた黒米はしっかりと吸水しているので、少量なら追加しなくても大丈夫です。
鍋の種類や火加減によって調理時間は変わってきますので、炊きながら調節していってください。
黒米はもち種が多いので、玄米や白米だけのご飯より黒米を混ぜた方がもちもちして美味しくなります。
ぜひご飯に混ぜてみてください。
<使用したご飯釜(IH対応)>
フッ素コートなので焦げ付かず、中が見えて使いやすいです。
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