
黒米はポリフェノールが豊富で楊貴妃も食べていたとされる美容食。
目の疲れにもよいので、パソコンやスマホなど目を酷使している方にもおすすめです。
今日は炊飯器や土鍋を使った黒米と玄米の炊き方をメモします。
いろいろな雑穀を混ぜると食べにくいという人も、黒米だけならクセもなくもっちりしているので美味しく食べられると思います。
色もきれいで冷めても美味しいので、お弁当にもぜひ。
黒米と玄米の炊き方
黒米も玄米なので、玄米に混ぜて炊く場合は玄米100%のご飯。
通常の玄米の炊き方で炊きます。
炊飯器に「玄米コース」がある場合はすぐに炊けますが、玄米コースがない場合や土鍋や鍋で炊く場合は、ひと晩(8~12時間)水に浸けてから炊いてください。
黒米×玄米を炊飯器で炊く

炊飯器に「玄米コース」がある場合
「玄米コース」でご飯を炊く場合は玄米の浸水時間も含まれているので、洗ってすぐに炊飯できます。
もちろん予約しておいても大丈夫です。
材料
- 玄米 1合
- 黒米 大さじ1
- 水 玄米1合分の目盛りまで
- 塩 ひとつまみ
玄米コースで炊く
- 黒米はさっと洗い、玄米は研いで水を切ります。
- 炊飯釜に黒米と玄米を入れ、水は玄米の1合分の目盛りまで入れます。
- 塩をひとつまみ入れて混ぜます(玄米のえぐみがなく美味しく炊けます)。
- 色むらができないように混ぜ、玄米コースで炊きます。
ちなみに我が家の古~い(すでに廃番!)炊飯器の玄米コースは120分。
白米の2倍ちょっとかかります。

炊飯器に「玄米コース」がない場合
玄米コースがない場合はあらかじめ浸水させておき、白米コースで炊きます。
材料
- 玄米 1合
- 黒米 大さじ1
- 水 270ml
- 塩 ひとつまみ
白米コースで炊く
- 黒米はさっと洗い、玄米は研いで別々の容器でひと晩水に浸けます。
- 黒米をざるにあげ、浸けていた水も使うので置いておきます。
- 玄米はさっと洗ってからざるに上げます。
- 炊飯釜に玄米と黒米を入れ、黒米の浸け水を含めて270mlの水を加えます。
- 塩をひとつまみ入れ、さっとかき混ぜます。
- 通常コース(白米コース)で炊きます。
炊き上がり!
きれいなお赤飯のような色です。
玄米1合に対して黒米が大さじ1杯で、これくらいの色になります。

よく混ぜて、余分な水分を飛ばしておきます。

黒米×玄米を土鍋で炊く

浸水時間は必要ですが、炊飯器より早く炊けるので少量炊くなら土鍋や鍋も便利です。
材料
- 玄米 1合
- 黒米 大さじ1
- 水 280ml
- 塩 ひとつまみ
レシピ
- 黒米はさっと洗い、玄米は研いで別々の容器でひと晩水に浸けます。
- 黒米をざるにあげ、浸けていた水も使うので置いておきます。
- 玄米はさっと洗ってざるに上げます。
- 黒米と玄米を土鍋に入れます。
- 黒米の浸け水と水を合わせて280ml加えます。
- 塩をひとつまみ入れてさっと混ぜたら中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして30分ほど炊きます。初めはブクブクですが、泡が小さくなって水分がなくなってきます。
- 鍋の水気がなくなったら火を止め、20分蒸らします。
我が家のIHは「弱1234強」の6段階。
「4」で炊き始めて沸騰したら「2」で30分がベストです。
炊き上がり!


炊く時間は30分~40分が目安です。
鍋や火加減によって多少変わるので、調整してみてください。
柔らかめが良ければ水を少し多めにして炊いてくださいね。
黒米と玄米の炊き方まとめ

黒米×玄米ご飯は、炊飯器でも土鍋でも簡単に炊くことができます。
美味しく炊くコツは浸水時間と蒸らし時間をしっかりとること。
黒米は少量なので「そのまま炊く」という雑穀米が多いですが、消化のためにはなるべく水に浸けておくのがおすすめです。
玄米は種類によって少しガサガサ感がありますが、炊き立てではなく少し時間を置くとなくなってくるので、気になる方は早めに炊いてください。
黒米は造血作用もあるので、貧血気味の人はぜひ毎日続けてくださいね。
<使用した土鍋>