甘酒の米麹と酒粕の効果の違いは?それぞれのメリットとデメリット

2020-03-30

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甘酒には2つの種類があるのをご存知ですか?

1つは酒粕から作る甘酒で、もう1つは米麹から作る甘酒です。

同じ「甘酒」という名前でも、酒粕甘酒と米麹甘酒では材料も作り方も違います。

今日は2つの甘酒の効果の違いやメリット・デメリットについてメモします。

選ぶときの参考にしてください。

甘酒の米麹と酒粕の効果の違い

米麹甘酒と酒粕甘酒は同じ「甘酒」ですが、原料や作り方が違う別の飲み物です。

違いをまとめると

甘酒の違い

米麹甘酒はノンアルコールで砂糖不使用。

酒粕甘酒はアルコールが少し残っていて砂糖を使いますが、逆に甘さを調整することができます。

米麹甘酒の効果

米麹甘酒は米麹を発酵させて作る甘酒

発酵過程ででんぷんをブドウ糖に分解するアミラーゼや、タンパク質をアミノ酸に分解するプロテアーゼなど100種類以上もの酵素が生成され、点滴と成分が似ていることから「飲む点滴」とも呼ばれています。

米麹甘酒にはビタミンB群や体内で作ることができない必須アミノ酸、オリゴ糖、食物繊維などが豊富に含まれていて、さまざまな効果が期待できます。

疲労回復

米麹甘酒の季語は夏。

古くから夏バテ防止の滋養強壮ドリンクとして飲まれていました。

エネルギーに変わりやすいブドウ糖や、代謝を促すビタミンB群が豊富なので、疲労回復に効果的です。

便秘改善・免疫力アップ

米麹甘酒には食物繊維やオリゴ糖が含まれています。

食物繊維は便のカサを増やしたり柔らかくするする働きがあり、オリゴ糖は腸内の善玉菌のえさになり腸内環境を整える働きがあります。

また免疫細胞の7割が腸内で作られるといわれており、腸内環境が改善することで免疫力がアップし、風邪などにかかりにくくなったり花粉症やアレルギーなどのリスクも下がります。

また幸せホルモンであるセロトニンやドーパミンなども腸で作られていることが分かっているので、腸内環境を整えることが心身ともに元気を保つ秘訣です。

美肌・アンチエイジング

コウジ酸にはシミの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。

またビタミンB群や必須アミノ酸が含まれているので、美肌や美髪に必要な細胞の再生を促してくれます。

酒粕甘酒の効果

日本酒は麹菌と酵母のW発酵によって作られていますが、その製造過程でできる搾りかすが酒粕。

酒粕甘酒は酒粕を水で溶いて作る甘酒です。

酒粕も発酵過程で多くの酵素が生成されるので、様々な効果が期待できます。

生活習慣病の予防改善

酒粕にはレジスタントプロテインという難消化性のたんぱく質が含まれています。

このたんぱく質は胃で消化されずに腸まで届き、余分なコレステロールや脂質を吸着して排出する働きがあるため、ダイエットにも効果的です。

また、酒粕にはがん細胞を抑えるNK細胞を活性化させる作用や血糖値の急上昇を抑える作用もあるといわれています。

老化防止や骨粗しょう症予防

酒粕にはグルタチオンやフェルラ酸といった強い抗酸化物質が含まれており、老化防止や活性酸素を除去する効果が期待できます。

またアレルギーの発症や骨粗しょう症予防効果のある酵素も含まれています。

美肌効果

酒粕にはα‐EGというコラーゲンを作る細胞を活性化させる成分やビタミンB群、アミノ酸も多く、お肌のターンオーバーを正常化して美肌効果も期待できます。

便秘改善・免疫力アップ

米麹甘酒と同じく酒粕甘酒にも食物繊維やオリゴ糖が豊富。

腸内環境を整えて便秘を改善し、免疫力を高めて感染症やアレルギーなどのリスクを下げる効果が期待できます。

睡眠改善

酒粕には睡眠の質を上げてくれる「アデノシン」という成分が含まれているので、寝る1時間前くらいに飲むと、眠気を誘い良い睡眠に入ることができます。

甘酒の米麹と酒粕のメリット・デメリット

米麹甘酒のメリット・デメリット

米麹甘酒はブドウ糖以外にもオリゴ糖やビタミンB群、アミノ酸なども豊富で、美容や健康、特に疲労回復に効果的といわれています。

ノンアルコールなので子供も飲むことができるというメリットがありますが、発酵させる時間と手間がかかるのがデメリットです。

酒粕甘酒のメリット・デメリット

酒粕甘酒はたんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラル、葉酸などが豊富に含まれ、美容にも健康にも効果的といわれています。

発酵させる手間がかからないので作るのが簡単なことと、少量でも作りやすく、またすぐに飲めるのもメリットです。

ただし酒粕のアルコール分が残るので、小さな子供や運転中の人、妊娠中や授乳中の人には不向きです。

甘酒の米麹と酒粕の効果の違いまとめ

米麹甘酒も酒粕甘酒も発酵食品で栄養も豊富。

どちらも健康や美容に効果がありますが、エネルギーになりやすいブドウ糖が多い米麹甘酒は疲労回復に、たんぱく質が豊富な酒粕甘酒はダイエットにより効果が期待できそうですね。

ただノンアルコールという点では米麹甘酒の方が飲みやすいかもしれません。

 

そういえば数年前に酒粕パックをしていた時期があるのですが、結構おすすめです。笑

酒粕を精製水でのばしてシミの気になるところに5分塗るだけなのですが、私のシミには効果がありました。

コンシーラーがいらなくなりましたから!

もしされるなら注意することは2つ。

・パッチテストを必ずしてください。
・お酒に弱い人はほんのり赤くなるので、外出前は控えてくださいね。

 

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