発芽玄米の作り方は水に浸けておくだけなのですが、デメリットは何と言っても時間がかかること。
暖かい時期なら24時間~30時間ほどで発芽しますが、寒い時期なら3日も4日もかかってしまいます。
そこで便利なのがヨーグルトメーカー。
ヨーグルトメーカーなら20時間前後で発芽するので、夕食の支度ついでに明日の玄米をセットするだけ!
今日はヨーグルトメーカー(ヨーグルティアS)を使った発芽玄米の作り方をメモします。
発芽玄米をヨーグルトメーカーで作る
季節によってはかなり時間がかかってしまう発芽玄米ですが、ヨーグルトメーカーなら発芽に最適な温度を保てるので時短できて便利です。
時間が短縮できれば雑菌が繁殖するリスクも減らすことができ、水替えも少なくてすむので手間も減らすことができます。
材料
- 玄米 適量
- 水 適量
発芽玄米のレシピ
- 玄米を洗います。
- ヨーグルトメーカーの容器に洗った玄米と水を多めに入れ、ふたをします。
ふたは玄米が呼吸できるよう取っ手だけのものを使います。
- 本体に入れて外蓋をし、32℃で20時間に設定します。
雑菌が増えないように、途中6時間~8時間に1回くらい水を替えます。
私は起きている時間帯だけ水替えしています。
玄米は32℃で12時間経つとこんな感じです。
右ビフォーで左がアフター。
胚芽の部分がしっかり膨らんで、発芽しかけた状態です。
これだけ膨らめば、もう十分発芽玄米として食べられます。
20時間経つとこれくらい。
発芽がしっかり確認できるほど成長し、食べ頃です。
発芽玄米を炊くには
発芽した玄米は柔らかくなっているので、白米と同じ炊き方で炊くことができます。
炊飯器なら白米モードで、水加減は白米より少し多めくらいがちょうどいいです。
白米や他の雑穀を混ぜても炊いてもOKです。
炊飯器だけでなく、鍋や土鍋でも美味しく炊けます。
どのくらい発芽すれば完成?設定温度は何度?
発芽玄米は水に浸けることで眠っていた酵素が一斉に活動を始め、発芽のための栄養が増えた状態。
ふっくらして芽が出始めた状態から0.5mmほどの間がベストなタイミングです。
あまり芽が伸びてしまうとせっかく増えた栄養が発芽に使われてしまうので、適度な発芽がおすすめです。
設定温度や時間について
我が家の設定温度は30~32℃。
35℃くらいになると雑菌が活発になってくるので、30~32℃くらいにしています。
35℃で10時間までやってみたことはあるのですが、あまり差がなかったのでやめました。
35℃10時間でこの状態です。
ちなみに30℃と32℃で発芽にどれくらい違いが出るのかというと、
それほど大きな差はなく、32℃の方が少し早いくらい。
30℃なら15~24時間、32℃なら12~20時間くらいが食べ頃です。
時間は翌日作業したい時間帯に合わせて設定。
私はいつも夕食の片付けをしながら20時間前後でセット(翌朝水替え1回)、翌日の午後に洗って炊いています。
朝炊きたいときは途中でやめるので10時間くらいしか浸けませんが、それでもしっかり膨らんでプチ発芽玄米になっているので十分効果ありです。
発芽玄米をヨーグルトメーカーで作るまとめ
時間がかかる発芽玄米も、ヨーグルトメーカーを使えば時間短縮できます。
水を切って冷蔵庫に入れておけば4~5日は保存できるので、時間があるときにまとめて作っても便利です。
白米や雑穀と混ぜても美味しいですが、発芽玄米100%のご飯も噛めば噛むほど甘みが感じられて美味しいですよ。
玄米の生命力をぜひ!
<使用したヨーグルトメーカー>