
発芽玄米は玄米よりも甘みがあって消化も良く、GABAが豊富なのでイライラに効果的!
今日は家で発芽させる発芽玄米の作り方をメモします。
水に浸けておくだけなので、ぜひ楽しんで作ってみてください。
噛めば噛むほど甘みのある美味しい玄米になります。
目次
発芽玄米の作り方

発芽玄米の作り方は、水に浸けて発芽するのを待つだけ。
発芽するまでの時間は気温によってさまざまですが、暖かい時期なら24~30時間、寒い時期なら3日ほどかかります。
発芽玄米のレシピ
- 玄米を洗います。
拝み洗い(両手ですり合わせて洗う)をし、もみ殻などのごみを取ります。表面に傷がつくことで吸水が良くなります。
- 水を張り、そのまま置いておきます。
ざるとボールを使うと水替えの時に楽です。こんな家族がいる場合は・・・
顔や手を突っ込まないように、ふんわりとラップをしてくださいね。
- 1日に2~3回さっと洗って水を取り換えながら、ふっくらするまで待ちます。最高気温が20度くらいで12時間後の様子です。
胚芽の部分がしっかり膨らんできました。
- 30時間ほど経過。すっかり発芽玄米になりました。
左が発芽前、右が発芽玄米です。
発芽すると芽に栄養を使ってしまうので、このくらい(0.5mm)までが食べ頃です。
※発芽した玄米をすぐに炊かないときは、水を切って冷蔵庫で保存してください。4~5日は保存できます。
発芽玄米の炊き方
材料
- 発芽玄米 2合分
- 水 炊飯器の白米の2合の目盛りまで
- 自然塩 ひとつまみ[/st-mybox]
発芽玄米を炊く
- 発芽した玄米は、さっと洗って通常の「白米モード」で炊飯します。水加減ですが、玄米2合分なら白米の2合分で大丈夫です。
しっかり吸水されているので、玄米の2合分だとベチャベチャした感じになります。柔らかめがいい人は少し多いくらいで炊いてください。
- 炊き上がり!カニ穴もしっかりできて、美味しそうに炊けました。
- よく混ぜて余分な水分を飛ばしておいてくださいね。
さらに美味しくなります。

玄米によっては炊き立ては少しガシガシするかもしれませんが、少し置くとなくなってきます。
気になる方は早めに炊いておくとよいと思います。
発芽玄米を作るメリットと注意

家で発芽させるメリット
自分で発芽させるメリットは安価なこと、好みの玄米で作れること、そして発芽してすぐに炊飯できることです。
市販の発芽玄米は発芽させた後にまた乾燥させるので、味が落ちるといわれています。
またそのストレスでアプシジン酸という発芽を抑制する有害物質が増えてしまうので、できれば発芽させたものを乾燥させずにすぐに炊くのが理想的。
家で発芽させてそのまま炊くのが一番おすすめです。
玄米選び
玄米はすべてが発芽するわけではありません。
玄米によっては発芽しなかったり、発芽に時間がかかるものもあります。
無農薬・減農薬のもの、なるべく高温乾燥させていない玄米を選び、通販なら商品説明や口コミなどもチェックして選んで下さい。
発芽中
発芽させるまでは、水がいたまないように注意してください。
気温にもよりますが、6時間~8時間を目安に水が濁ってきたら変えてください。
変な臭いがしてきたり泡が立って濁ってしまったら、気温が高い、水替えが不十分だと思います。
残念ですが作り直してください。
発芽したら
発芽させた玄米は置いておくと発芽が進んでしまうので、すぐに炊かないときは水を切って保存容器に入れて冷蔵庫で保存して下さい。
4~5日保存することができます。
それ以上保存しておきたい場合は冷凍庫で保存してください。
発芽玄米の作り方まとめ

玄米は発芽することによってGABAなどの機能成分が豊富になり、美容にもダイエットにも健康にもおすすめ。
食べるとびっくりするくらい甘みのあるご飯になります。
ひと晩浸けておくだけでも効果は得られるので、仕事などで水の管理が難しいという方もぜひお試しください。
玄米の苦みや臭みが気になる方は、自然塩や塩麹をひとつまみ加えて炊いてください。
甘みが出てふっくら美味しく炊けます。