塩麹の効果効能は?美味しく食べてダイエットもできる発酵パワー

2020-02-19

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塩麹とは、味噌や甘酒と同じく麹から作られる発酵食品。

最近はスーパーでもよく見かけるようになりました。

もともとは東北地方の保存食で、三五八漬けという漬物が始まりといわれています。

塩麹は料理の味をワンランクアップしてくれるだけでなく、美容にや健康、ダイエットにもとてもおすすめ。

今日は麹や塩麹の効果についてまとめました。

参考他の発酵食品についてはこちらをどうぞ

発酵食品の種類はどれくらいある?身近にある主な菌種や食品一覧

麹とは?

麹は米や麦、大豆などの穀物を蒸したものに麹菌を繁殖させたものです。

日本では250種類ほどの麹菌があり、中でもアスペルギルスと呼ばれる種類の麹菌は国菌とされています。

発酵させる原料によって米麹、麦麹、豆麹、醤油麹などがあり、味噌や醤油、みりん、焼酎、日本酒などに使われています。

写真は生の米麹。

ピンぼけのように見えますが、このふわふわしたものが麹の菌糸。

独特な香りがあります。

塩麹にはどんな健康効果がある?

疲労回復効果

塩麹にはビタミンB1 、B2、B6や葉酸、パントテン酸、ナイアシンなどの水溶性のビタミンが豊富に含まれています。

ビタミンB群はエネルギーを生み出すために必要で、疲労回復に欠かせない栄養素。

現代人はビタミンB群が不足しているといわれており、足りないと疲れがたまりやすくなってしまうので、意識的に摂ることが大切です。

ダイエット効果

豊富なビタミンB群はダイエットにも効果的です。

ビタミンB群は、食事から摂った糖質や脂質、たんぱく質の分解や代謝を助ける働きがあるので、脂肪燃焼には不可欠。

つまりビタミンB群の不足は太りやすい体になってしまいます。

また麹を食べることで腸内環境がよくなり、便秘の解消にもつながります。

腸内環境改善効果

腸内環境が悪化すると消化吸収が悪くなるだけでなく、さまざまな体の不調のもとになります。

麹に含まれる「オリゴ糖」は腸内で善玉菌のエサになり、腸内環境を良くする効果が期待できます。

免疫力アップ効果

腸内には免疫細胞の7割が集まっているといわれています。

腸内環境が悪いと免疫細胞がしっかり働かず、抵抗力が弱ってしまうことに。

腸内環境を整えることは、免疫システムをパワーアップすることにもつながります。

GABAのリラックス効果

塩麹には「GABA」というアミノ酸が含まれています。

GABAはチョコレートなどでお馴染みの抗ストレス成分。

ストレスをやわらげて体をリラックスさせ、安眠効果が期待できる他、血圧を下げる効果も期待できます。

美肌効果

塩麹に豊富に含まれているビタミンB群には、皮膚や髪、爪などの再生を促す働きがあります。

また麹に含まれる「コウジ酸」は、シミの原因であるメラニンの生成を抑えるため美白効果が期待でき、そして肌の角質層のセラミドが増えて水分量も増えるといわれています。

実際に麹を手で混ぜていると、手がすべすべしてくるのが実感できます。

塩麹でうま味もアップ!

麹には30種類もの酵素が豊富に含まれていて、米麹になるまでには100種類以上もの酵素が生成されるといわれています。

大きく分けると

  • デンプンを糖に分解する「アミラーゼ
  • タンパク質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ
  • 脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する「リパーゼ

の3種類に分けられ、さまざまなよい働きがあります。

肉が柔らかくなる

塩麹に含まれるプロテアーゼは、タンパク質を分解してペプチドとアミノ酸に分ける働きがあります。

そのため肉を柔らかく調理することができます。

さらにアミノ酸の働きでうま味もアップ!

スーパーの肉も塩麹に浸けることで高級な柔らか肉に生まれ変わります。

保存効果がアップ

塩麹には塩分が多く含まれているため、保存効果が優れています。

肉や魚、野菜などの食材を浸けておくだけで、より日保ちさせることができます。

すぐに使わないときは塩麹に浸けておくと、保存ができるだけでなくうま味もアップ!

まさに万能調味料です。

塩麹の効果まとめ

食材を美味しくするだけでなく疲労回復や生活習慣病の予防、美肌にも効果が期待できる塩麹。

使い慣れていないとなかなか使いづらいかもしれませんが、下味や炒め物の味付け、漬物などレシピは無限です。

特にお肉との相性はバツグンで、柔らかくするだけでなくうま味も増します。

ぜひお試しください♪

 

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